動物実験が人を救えない理由4

動物実験は、人に有益などころか、害をなすものであった。
動物実験を続けることで、資源をも枯渇させ、真に有効な科学を阻み、医療を遅らせる。
それによって、苦しみを長引かせ、死亡率を増加させます。
動物実験はいったいなんの役に立つのでしょうか。
誰のための実験なのでしょうか…。

下記にある医学博士が明らかにした動物実験の調査・検証結果をご覧下さい。

動物実験による50の致命的な結果
(内、31~40を記載)

31・動物実験で予測されなかった肝臓疾患をうみ出したとき、Perhexiline(心臓薬物治療)は回収された。
特定のタイプの肝臓疾患を招くことを彼らが知ったときさえ、動物でそれを再現することができなかった。

32・吐き気と嘔吐への対処としてつくられたDomperidoneは人間の心臓を不規則に鼓動させ、回収されなければならなかった。
科学者は犬に標準の投与量の70倍を与えても、これを再現させることができなかった。

33・Mitoxantrone、癌に関する処方は人間では心不全を引き起こした。
それは犬で広くテストされた。
その犬はこの結果を示さなかった。

34・Carbenoxaloneは胃潰瘍の構成を防ぐと思われたが、人々の心臓疾患の一部に水をたまらせた。
科学者がそれが人間にしたことを知った後に,ラット, マウス, 猿, ウサギの上でそれをテストしたが、この効果は再現させなかった。

35・Clindamycin(抗生物質)はpseudomenbraneous大腸炎と呼ばれる状態を引き起こす。
それは 1年間毎日マウスと犬でテストされた。
彼らは人間の10倍の投与量を許容する。

36・動物実験では、開発の間にも後にも、バリウムタイプの薬は効力を示さなかった。

37・数人の患者が心臓発作を起こした後に、Pharmacia & Upjohnは多発性硬化症の処置のため、そのLinomide(roquinimex)タブレットの臨床試験を中止した。
1,200人の患者が、薬物を飲んだ結果、8人が心臓発作を起こした。
動物の実験ではこれは予測されなかった。

38・Cylert(異常な注意散漫症を扱うのに使用される薬物治療)(pemoline)は13人の子どもが肝臓疾患を引き起こした。
11人が死んだ、もしくは肝移植を必要とした。

39・Eldepryl(パーキンソン病を扱うのに使用される薬物治療)(selegiline)は非常に高い血圧を引き起こすことがわかった。
老人性痴呆症と内分泌腺の異状の処方に使用されるたが、動物ではこの副作用はでていない。

40・動物実験では心臓異常が一度も明らかになったことはなかったが、フェンフルラミンとデキスフェンフルラミンのダイエット薬の組み合わせは心臓の弁の異常に結びつき、市場から消えた。

Japanese For Medical Advancement
http://www.nomoreanimaltests.com/jfma/index.html

Americans For Medical Advancement (AFMA)は以下のように断言しています。

1 動物実験による結果は人間におきることを予測できない。

2 科学者の誤解によって、動物モデルによる実験結果が、間接的には命を救える発明を遅らせる事によって、直接的には人の命を危険にさらす事によって、患者(人間)を傷つけている。

3 過去の動物実験による発見は動物なしで起こりえたことである。
動物は、人間と同じ物理学、化学、生物学の法則に従うが、そのような概念を証明するために動物は必要なかった。

4 動物実験は、時間と金と人材の無駄遣いである。

動物実験は無意味な行為です。
人間を基準にした科学こそが、病気を予防し、有効な治療を作るのです。

(つづく)

木野 実