【一般無料】八百万の神の声(どうぶつの声)

・牛肉と鶏肉を食べる人は

・どうぶつは〇〇として日本に降り立った

・神社に祀られる虫

・10日間の命

・衣食住は全て植物から頂く

今年も残すところあと二日となりましたね。

お正月は神社へお参りに行かれる方も多いと思います。

神社には実に多くのどうぶつが祀られていますが、日本ではどうぶつは神の化身として天から使わされたと言われており、「八百万の神々」と呼ばれ昔から大切にされてきました。

・ねずみは大黒様

・きつねはお稲荷さん

・鳩は八幡神

・鹿は春日大社・鹿島神宮

・からすは熊野三山

・うさぎは住吉神社

・蛇は大神神社

・猿は日吉神宮・浅間神社

更に神社の入り口では狛犬が迎えてくれます。

この様に日本人は潜在的に「どうぶつは神である」事を知っています。

ちなみに牛は天神様です。

天満宮には必ず牛が祀られています。

ここからもわかるように牛を食べる行為は日本人のアイデンティティにはありません。


(イメージ画像)

伊勢神宮の神様は鶏です。

伊勢神宮には天照大御神が祀られていますが、洞窟に閉じこもっていた天照を外へ連れ出したのが鶏だったのです。

天照は太陽神、その使いの鶏が日の出とともに大きな声で鳴くのは実は深い意味があるのかもしれませんね。

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(イメージ画像)

故に牛肉や鶏肉を食べる人は日本人のアイデンティティを否定しながら生きているようなもので、更には天の神と太陽の神を自ら敵に回し運氣を落しています。

知らずのうちにカルマを溜め込み、病気や不幸にも見舞われるのではないでしょうか。

そして日本には、どうぶつ意外にも神と祀られる昆虫がいます。

それが「蛾(ガ)」です。

今日は、意外とみんな知らない「シルク」のお話。

光沢ある材質で、溶けるような柔らかさと透き通るような透明感としなやかさが特徴のシルクは「蚕(かいこ)」の犠牲の元に作られます。

蚕とは蚕蛾(ガ)の幼虫のことで、一生の間に、卵→幼虫→さなぎ(繭)→成虫(蛾)と変化を遂げます。
蚕は生まれてからずっと桑の葉しか食べない究極のビーガン。
「この世の桑の葉の1%が蚕になっている」と言われるくらい、蚕の成長に桑の葉は無くてはならないもの。

生まれてから4週間ほど経った頃、口から白く細く透明な糸を吐き出しますが、これが私達がのちに「絹(シルク)」と呼んでいるものです。

自分の体をスッポリ包み込む様に丁寧にゆっくりと、丸2日間寝ずに、絹糸を口から出し続け、繭を作ります。

Silk Cocoons
(イメージ画像)

そこから2週間程で成虫(蛾)へと成長し、夜明けと共に繭を破り、外の世界へと飛び立つ…

はずですが、この後わずか10日程で死んでしまいます。

何故ならば、今の蚕は絹を取るためだけに遺伝子組み換えされた「家畜化昆虫」だからです。

度重なる遺伝子組み換えにより、脚力と筋力を奪われ草木に付くことすら出来ず、羽根に対して体が大きく、いくら羽ばたいても飛ぶ事も出来ません。
蛾として生まれてきたのに、地面を這いつくばって歩く事しかできないのです。
しかも…成虫となった蛾は遺伝子組み換えにより口がありません。

飛ぶ事も、食べる事も出来ず、すぐに交尾させられ、500個ほどの卵を産んだら死んでいく蚕蛾。
この世に出てきてわずか10日間、卵を産む為だけに生まれてくる命。

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(イメージ画像)

その他の蚕蛾は成虫になる前に殺されます。

絹を取るためには成虫が繭を破って出てくる前に人の手で繭を解かなくてはならないため、生きたままの蚕を繭ごと熱湯に放り込んで茹でるのです。

そして熱により繭から絹糸がほつれてきた所を人間の手で一氣に引っ張って紡いでいきます。

繭の中で育っていた蚕は釜茹でされ、大鍋の中は蚕の死骸で一杯に…。

一反(700グラム)の絹を作るには、2700匹以上の蚕が殺されます。

彼らは生まれてからさなぎになるまでに合計98キロもの桑の葉を食べ、そして4900グラムもの繭を作り、この繭から出来る絹織物が一反(700グラム)という事です。

私達の小指にも満たない小さな体の蚕が丸二日間寝ずに命がけで吐き出す生糸の長さは…1500メートルにもなります。

それらを命ごと一瞬で奪い去る。

これがシルクの現実です

最近シルク配合のシャンプーや化粧品が出てきていますが、シルクは蚕の命その物であり、人間の娯楽の原料ではありません。

お年寄りに蚕の写真を見せたら、殆どの人が「お蚕さん」や「お蚕様」と言います。
蚕はその昔、「神蚕」と書いて「かいこ」と読んでいました。

日本では蚕は神と同じ立場であり、神聖な生きものとして大切に扱われ、蚕神を祀っている神社もあるほどです。

私は毛皮や皮同様、シルクも絶対に使いません。

1500メートルもの生糸を二日間もかけて一生懸命口から吐き出している小さな蚕の事を思うと申し訳なくて可哀想でならないのです。

私達人間にとって必要なものは全て、他者の命を奪わなくても良い形で地球から与えられています。
衣食住、すべては植物から頂ける様に作られています。

後は私達人間がそれに早く氣付くだけ。

真実を知って他者の犠牲を少しでも減らして生きていく、その先にこそ成功や幸せがあります。

2020年も犠牲のないファッション、犠牲の無いライフスタイルを意識して実行して参りましょう。

今年もどうぶつの声をご精読頂き、誠にありがとうございました。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

小田奈々


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