【一般無料】100万人の環境デモより大切な事(どうぶつの声)

・世界中で起こる自然災害の被害者は

・家が無くなる

・日本の台風被害は今年もっと酷くなる

・本物のエコ、真の優しさとは

記録的な猛暑がつづいているオーストラリアで長期かつ深刻な森林火災が発生しています。

去年9月に起こったオーストラリアのニューサウスウェールズ州での森林火災、日本ではあまり報道されていませんが、未だ燃え続けているのはご存知でしょうか。

約6か月もの間火事は収まる事を知らず、面積にして約1100万ヘクタール、北海道やイングランド相当の広大な土地を焼失しました。

オーストラリアで広範囲を焼き尽くし、多くの命を奪っている森林火災。

現場に足を運んだカメラマンたちは、逃げ遅れた動物たちの姿や、都市が煙に包まれる様子など、火災の猛威を写し撮りました。
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(森林が燃え、空が赤く染まる)

この森林火災で消火にあたっていた消防士を含む27人が亡くなりました。

しかし、今回の火災の最大の犠牲は哺乳類、鳥類、爬虫類などの野生どうぶつで、火災発生時、シドニー大学によって約5億匹と発表されていた被害は、現在約12億5000万匹に引き上げられています。

被害を受けたエリアからは酷い火傷を負ったコアラやカンガルーといった野生どうぶつが多く保護されているほか、焼け野原となった火災後の現場からは、逃げ遅れたどうぶつ達の亡きがらが多く発見されています。

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(ポート・マッコリー・コアラ病院で保護されたやけどを負ったコアラ)

火災が収束した一部の森林地帯へ赴き、現場でフェンスに絡まり焼死したカンガルーの亡き骸を見つけたカメラマンのブラッド・フリートは、米Peopleにこう語りました。

「鳥の声も聞こえなければ、他の生命を見つけることも出来なかった。そして、どうぶつたちが殺された匂いが感じられることもありました。その苦しみは瞬時に起きたように見えますが、あのフェンスに絡まったカンガルーが炎の迫る谷からどれだけの距離を逃げてきたのかは分かりません。どれだけの間フェンスを乗り越えようとしていたのかはわかりません」

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(逃げ遅れフェンスに絡まった子どものカンガルー)

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(犠牲となったワラビーの子ども)

また、火事の被害を受けていないエリアでも野生どうぶつたちは命の危機と闘っています。

オーストラリアでは去年12月に気温が50度に迫り、史上最暑日を記録。

それが原因で深刻な水不足に悩まされており、水を求めて彷徨うどうぶつの姿が各地で目撃されています。

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(煙の中、水と餌を求め逃げてきた牛)

今回の森林火災によって野生どうぶつの生息地の広範囲が消失してしまい、生き延びたどうぶつ達の水不足と食糧不足の危機は長期的に続く事になり、それによって絶滅する種も出てくると言われています。

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(何もなくなった焼け野原に呆然とするカンガルー)

草食どうぶつは木々や草の陰に身を隠しながら捕食どうぶつから免れてきましたが、今となっては彼らの身を隠す場所すらありません。

食料も住処も無くなった焼け野原で、彼らはこれからどうやって生きていけば良いのでしょうか。

オーストラリアではこの様な森林火災は例年起こっていますが、問題なのは火事の規模がどんどん大きくなっている事で、その原因として温暖化の影響が大きな影を落としているのは紛れもない事実です。

気候科学者であるピーター・グリック氏は、英Timeに「近年のオーストラリアの記録的な暑さ、未曾有の干ばつ、雨不足、これらはすべてを乾燥させ、火災を悪化させています。その深刻さや激しさは、気候変動がなかった昔より比べものにならないほど悪くなっています」と語っています。

またオーストラリアでは、温暖化の影響は陸だけでなく海にも出ており、海水温の上昇によって、オーストラリア北東部のグレート・バリア・リーフでは、誕生した海ガメの99%がメスとなったり、サンゴ礁の白化・死滅が起きたりしています。
オーストラリア以外でも、温暖化の影響とみられる変化が世界中で続々と起きています。

2018年夏、スウェーデンでは通常の平均氣温より15℃以上も高い32.5℃を記録。

アメリカのカリフォルニア州では毎年発生している山火事の規模と期間が拡大しており、2019年は多くの人の生活に影響が出ました。

世界各地で前例のない規模の異常氣象や災害が報告されているなか、12億5000万匹以上にものぼる野生どうぶつが犠牲になる今回の異常事態。

オーストラリアでの今回の山火事は、人間の生活がどれほど大きな犠牲を自然環境に与えているかを浮き彫りにしました。

地球は今、温暖化という高熱に侵され続けています。

まるで終わりなきコロナウイルスにかかっているかのよう。

そして地球に浸食するウイルスは、私達人間だということを決して忘れてはいけません。

「人間のあらゆる経済活動の多くは、地球生態系に直接的且つ間接的悪影響を及ぼす」というのは周知の事実。

だからこそ私達は傍観者であってはいけません。

どこの国で起こる災害に対しても自分への警告だという危機感を持って関心を寄せ、今日の生活を見直す謙虚さを持たねば、次に住処を無くすのはコアラでもカンガルーでもなく、私達人間です。

そしてこの温暖化異常事態を引き起こしている最大の原因は「肉食」である事を必ず知るべきです。

世界人口70億人に対して、人類の8倍以上の580億頭もの畜産どうぶつが今日も死に怯えながら生きています。

彼らから排出される温暖化ガスは、地球全体の温暖化ガスの51%にも上り、肉食が温暖化の最たる原因だとWHOでも既に発表されています。

地球の肺と呼ばれるアマゾン。
ここ50年でのアマゾン熱帯雨林破壊の70%は畜産どうぶつ放牧の為の森林伐採が原因で、これにより温暖化が急激に加速されています。

日本ではここ数年、勢力を増した台風が各地を襲い甚大な被害を出していますが、これも温暖化の影響と言われています。

今年も台風による深刻な被害が各地で生まれる事でしょう。

その原因は毎日の肉食にある、遠いようで最も近い解決策は肉を止める事なのです。

私達が肉食の選択を止める事で、地球温暖化の60%以上の原因の解消への新たな道が生まれ、やがては地球を高熱から救い、罪のないどうぶつ達の命も救うことが出来る。

肉食を止める事は100万人でエコ行進を行うよりも遥かに社会貢献できる環境運動の一環であることを知ってください。

今回犠牲になったどうぶつ達の写真を見て少しでも何かを感じたのであれば…

今日のあなたの食事を見直す事から始めまてみませんか?

小田奈々


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