【一般無料】食とは体を養うためのもの(広岡ブログ)

・現代人はお金を払って健康を損ねている?

・今の味噌は本来のものではない!?

・味噌汁一杯の力

本来の自然にあるべき姿とはかけ離れている現代…

「食事とはもともと体を養うためのものであって、かえって体をそこねてはおかしい。」

江戸時代の本草学者、儒学者として有名な貝原先生の養生訓の一説ですが、
現代のような汚染時代において、本当の意味で体を養える食事がどれほどあるか…

本来ならば、食材は全てオーガニックなものであるはずですが、
農薬や化学肥料・環境ホルモン・重金属・食品添加物だらけでオーガニック(自然)の状態とはかけ離れたものになっています。

現代人は「お金を払って健康を損ねている」という学者もいるほどです。

免疫力を上げるために大切なのが、発酵食品をしっかり食べる事ですが、
発酵食品も無添加で原料も拘ったものを選ぶ必要があります。

例えば現在売られている味噌のほとんどは「速醸」(温度をかけて早く作る速成醸造法)といって数週間~2,3ヶ月程度で、
原料も農薬だらけで添加物が使われているものもあります。

これでは味噌が本来持つ恩恵を受ける事が難しいです。

味噌が持つ病気の予防効果や効能は、ガン・脳卒中の予防・コレステロールの抑制・老化防止・消化促進作用・整腸作用、
胃潰瘍の予防・脳の活性化など、多義に渡ります。

「味噌汁一杯三里の力」ということわざがあり、これは朝に一杯の味噌汁を飲むと、12kmを歩く力が出てくるという意味で、
それだけのエネルギーと健康維持力があります。

これは味噌の本の一部の効能に過ぎませんが、味噌・醤油・梅干しなどの日本古来からある発酵食品を見直して健康維持に役立てましょう。

そして、食養生や体に良いものを摂取することは一瞬だけではなく、継続することが大切です。
よい食習慣を身につけたら、最低でも血液が入れ替わるといわれる「4ヶ月」を目安に継続してください。

では

広岡 雅裕