【一般無料】呼吸と体のつながり(健康基礎講座)

・呼吸の重要性

・ポイントは○○を意識すること

・深い呼吸のコツ

普段、私達は意識することなく呼吸をしています。

生まれてから死ぬまで途切れることなく繰り返す呼吸は、私達の健康とも深く関わっています。

呼吸は自律神経によってコントロールされているため、
眠っている時のように意識していなくても、体内に酸素が供給されます。

自律神経は交感神経と副交感神経が交互にバランスを取りながら
体の様々な機能を調節しています。

吐くときは副交感神経が優位に働き、吸うときは交感神経が優位に働いていますが、
自律神経のバランスを崩してしまうと、体に様々な支障が出てきます。

自律神経は寝ている時も24時間働いていて、呼吸の調節以外にも心臓の拍動、
血液の循環、血圧のや発汗の調節、臓器のコントロールをしています。

現代人はストレス緊張、や不安などから自律神経のバランスを崩している人が非常に多いです。

これは交感神経に傾いている状態のため、副交感神経の働きも活発にしてバランスを取ることが大切です。

副交感神経は暖かいお風呂に浸かってゆったりとしている時や熟睡している時や息を吐く時など、
リラックスしている時に優位に働きます。

その中でも息を吐くのは、いつでもどこでも簡単にできるので
緊張したり、焦りや不安を感じた時に行うと気持ちが落ち着いてきます。

自律神経が担っている様々な機能の中で、呼吸だけは自分の意識でもコントロールする事が出来ます。
つまり、呼吸をコントロールすることで体調改善にアプローチ出来るのです。

深い呼吸をするには「吸って、吐いて」ではなく、吐く事に意識を置くことが大切です。
息をちゃんと吐けば、吐いた分の息が自然と肺に入ってきます。

あくびをした時も息がたくさん入ってきますが、
息をしっかり吐いて副交感神経が優位になり、体がリラックスするため
たくさん息を取り込むことが出来るのです。

吐く息は、努力すれば長くすることが出来ます。
息を吐く練習をすると、副交感神経の働きが優位になってくるためです。

体内に息をたくさん入れると、血流が良くなったり、疲労回復の効果が上がります。

さらに、脳の活性も期待できますよ。
脳は体の他の部位よりも約10倍もの酸素を必要としています。

浅い呼吸をしていると脳が酸欠状態に陥り、頭がボーっとしてきたり、記憶力が低下します。

運動したり、自然の豊かな場所へ出かけると気分爽快になるのは、
脳や体に酸素をたくさん取り込んで、細胞が元気になっているからです。

逆に呼吸が浅いと体の機能は滞りますので、要注意です。

ストレスの他にも、よどんだ空気に囲まれたり、閉塞感のある場所にいる時など
心理的、環境の要因によって無意識のうちに呼吸が浅くなります。

いわば酸欠状態になるのですが、そうすると脳の機能が低下して、頭がボケやすくなります。
高齢になると脳の働きが衰えやすくなるのには、酸素が十分に取り込める姿勢をしていない事も一因です。

高齢になると、姿勢が前かがみになっている方が多く見受けられますが、
肺と胸郭を縮めてしまうので呼吸が非常に浅くなり、空気を十分に取り込むことが出来ません。

年と共に内臓の働きが弱くなる上に姿勢も悪くなると、ますます呼吸が浅くなってしまいます。
体の疲れが溜まりやすくなり、脳の機能も鈍くなるため、記憶力や意欲の低下も避けられません。

深い呼吸を身につけると、脳や体の機能が活性して活力がみなぎってきます。
高齢になってからでも、呼吸を深くすると脳や体の老化を遅らせることが可能です。

肩や首の力を抜いて、お腹からしっかりと息を吐くことに意識をおくと
自然と呼吸が深くなり、気分もすっきりしますので、是非試してみてください。

山本 和佳