【一般無料】塩には想像以上の…(広岡ブログ)

・生命維持に欠かせない塩の役割

・塩不足で起こる症状

・大相撲と塩

・大学教授と塩

「過剰な減塩はしてはいけない」

これは健康を保つために大切な概念です。

高血圧の原因として塩分が上げられるため減塩ばかりが言われますが、実はそれほど影響はないという論文もあります。
なによりも塩には「極めて大切な役割」が多々あります。

●生命維持に欠かせない塩の役割

①体液量や水分の調整
②体液の浸透圧を一定に維持
③体液のpHを調整
④血圧の調整と血液の循環
⑤食物の消化と栄養の吸収
⑥神経の興奮と鎮静
⑦筋肉の収縮と弛緩
⑧有害物資の解毒

●塩不足で起こる症状

・食欲不振、しゃっくり、げッぷ、吐き氣
・下痢、便秘、腹痛、胃下垂、胃弱、胃潰瘍
・貧血、低血圧、めまい、冷え
・頭痛、肩こり、腰痛、動悸、息切れ
・性欲減退、インポテンツ、生理痛、生理不順、不妊
・抜け毛、フケ、歯ぐきからの出血、筋力低下、倦怠感、無気力
・ストレスに弱くなる、こわがる、もの忘れ、認知症、うつ、ひきこもり
・視力低下、ドライアイ、熱中症、むくみ

このように塩には想像以上に恩恵があり、塩不足になるデメリットも計り知れないのです。

戦国の時代において中国では、戦いに出立する兵士に塩を食べさせると兵士は元氣になり勇敢に戦うとされ、
戦いが終わると、今度は食事から塩を抜くのです。

すると兵士はおとなしくなり、上官のいうことをよく聞きくとされます。
つまり、必要な塩をとらないと、人はまず無氣力になります。

大相撲の力士が取組前に塩をまくのは、儀式というだけでなく「精神高揚」のために行うのです。

・ある大学教授の話

「学生が居眠りばかりして午前中の授業がはかどらなくて困っているんです。」

このような悩みを抱えており「どうにか出来ないだろうか」思案していた所、その先生は授業が始まる前に学生にコップ一杯の塩水を飲ませるようにしたのです。
すると、学生たちはみな居眠りをしなくなって、授業が順調には捗るなどの現象が起こりました。

●我々は海の子

何故このような事が起こるのでしょうか?

人間は海から生まれて、陸に上がる過程において体の内部に海を取り込みました。これが血液です。
なので、海の結晶である「海塩」は体に馴染みやすく速やかなミネラル補給が可能なのです。

コロナウイルス感染拡大の影響で、政府は緊急事態宣言の延長を決めましたが、
真の健康情報に基づき生活していれば、過剰に恐れる事はありませんので、今日の情報も役立ててください。

いつもお伝えしていますが、化学塩では逆効果です。岩塩も好ましくありません。

日本は海に囲まれている島国なので、伝統的な製法で作られている「自然海塩」を摂取してください。

では

広岡 雅裕