・日本国民の三人に一人が○○を持つ
・屋内でゲームやインターネットばかりをやるようになった事で
・コロナウイルス騒動で、ウイルスに弱くなる?
・日本は世界一○○で苦しむ民族に
病気を生み出すのも菌だが、守ってくれるのも菌
厚生労働省によると、現代では日本国民の三人に一人が何らかのアレルギーを持っているとされますが、
その原因の一つとして、食生活の欧米化や食品添加物などの化学物質が上げられます。
しかし、他にもアレルギー疾患が急激に増加している大きな原因はあるのです?
それは、乳幼児期の感染機会の減少…
感染と聞くと、一件ネガティブな印象を受けますが、
人間は生まれてから外にいる沢山の菌と触れあうことで、自身の常在菌のバランスを整えていくのです。
それが、病院や自宅・外食産業・抗菌グッズなど、過剰なまでの除菌や抗菌社会により、
菌と接触する機会は減り、自身の常在菌や腸内細菌をも殺してしまっている可能性が高いのです。
子ども達は外で遊び、自然の中で遊ぶ機会は減り、屋内でゲームやインターネットばかりになった事も、
自分の菌を育めなくなっている原因になっています。
結果として、日本人の腸内細菌の数は「戦前と比べると三分の一くらいに減少している」という方もいるほどです。
今回のコロナウイルス騒動にしても殺菌や消毒を繰り返すことで、
危険なウイルスや菌から自身の体を守ってくれている常在菌を痛めつけ「逆にウイルス感染しやすい体」になる可能性もあります。
日本人は世界一清潔だが、世界一アレルギーで苦しむ民族になってしまった。
それはアレルギーだけの話だけではなく、ガンや感染症など「あらゆる疾患に罹るリスク」も増えているということ。
自然との共生を断ち切った異常なまでの殺菌がもたらした「キレイ社会」こそが、
病気社会を作り出しているのかもしれません。
微生物と共生する考え無しでは、これからの時代は健康的に生きられない可能性があります。
人間は菌にと共に生きて、菌に活かされる存在である事。
その事を決して忘れてはいけないのです。
広岡 雅裕