・アレルギーの人は口呼吸になりやすい!?
・○○で免疫力をチェック
・○○○○を防いで腸内環境を整える食べ物
冬に向かって少しずつ氣温が下がっていくこの季節。
寒さに対応しようという体の自然な反応から根菜類のような体を温める食材を好んで食べるようになります。
もちろん食事も大切なのですが、体の基本的な構造に沿った体でいる事も重要です。
体の基礎的な機能を妨げる事なく、スムーズにする体でいる事は健康な体を長期間保つために大変重要です。
基礎的な機能といっても色々ありますが、特に氣をつけたいのが姿勢と呼吸です。
免疫機能を高く保つことが大切と前回の記事でも書きましたが、
姿勢と呼吸は免疫力にも密接に関わっています。
呼吸の良し悪しは免疫力に影響を与えます。
息をしっかり吐けば、その分たくさんの息を吸いこみます。
鼻炎の人は口呼吸になりやすく、さらに免疫力を下げてしまいます。
呼吸が浅くなると自律神経が乱れやすくなり、特に季節の変わり目には体調を崩しやすくなります。
呼吸によって免疫力を下げていないか、以下の項目をチェックしてみましょう。
・猫背で姿勢が悪い
・息切れしやすい
・喉が渇きやすい
・肩が凝りやすい
・手足が冷たい
・朝起きた時に頭がすっきりしない
いかがでしょうか。
上記の2つ以上が当てはまるなら、呼吸が浅くなっている可能性があるので改善していきましょう。
姿勢を正して吐く方に意識をおいて呼吸をすると、呼吸が深くなります。
体内の血液も細胞もきれいに保つには、良い姿勢でいること。
特に背中の筋力をつけて、常に良い姿勢をキープする事は大切です。
姿勢が悪いと、どうしても呼吸が浅くなります。
特にパソコンやスマホを長時間使っていると、首が前に出て背中が丸まり安いので注意しましょう。
また、特に若い人に多いのが猫背でお腹を前に突き出したような姿勢です。
体の芯が抜けたような状態で、こうした姿勢の人は氣力も無くなったように見えます。
それはスマホの使い過ぎもあるでしょうが、食の観点から見れば、低血糖の影響もあると思います。
甘いお菓子、ファーストフード、インスタント食品やコンビニ食品は血糖値を急上昇させます。
そして、その反動で血糖値が下がり過ぎてしまいます。
こうした食べ物を毎日のように食べていると常に低血糖状態になり、
体はだるくなるため運動不足、筋力低下に繋がります。
イライラ、無氣力状態になるのも低血糖の特徴なので、何をするのも億劫になって姿勢も崩れてきます。
姿勢の崩れが体内の酸素不足に繋がり、免疫力も低下するという悪循環を生み出しています。
また、口呼吸は喉を乾燥させてしまうため、風邪にかかりやすくなります。
口で呼吸をしていると、絶えず空氣が出入りするため唾液が減って乾燥してしまいます。
朝起きたら喉が痛くて氣づいたら風邪を引いていた、なんて事にならないためにも
鼻中心の呼吸をしましょう。
口の中のバリア機能が崩れるとウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなりますので、
湿度が下がる冬は特に氣をつけてください。
呼吸が十分に出来ていないと、血液中の酸素が不足して血流が悪くなりますので、
細胞に老廃物が溜まりやすくなります。
意外に思われるかもしれませんが、薄毛の人には呼吸の浅い人が多いという統計があるようです。(遺伝は除く)
口は食べたり話したり呼吸をしたりと何通りもの役割をこなしていますが、
絶えず開く事には上手く対応できません。
話す時に口で呼吸する事はあっても、それ以外の時は鼻で呼吸をするのが
人間の体のしくみに沿った自然な形です。
鼻呼吸が無意識的に行う呼吸に適しているのは、体内に入る時に外氣を温め、
ホコリやゴミをブロックして湿り氣を与える事で氣管などの粘膜へのダメージ(乾燥や冷え)を防ぐためです。
姿勢や呼吸は正しく出来ているかどうか自分でも客観的に見て判断しやすい部分であり
意識次第で直せるので、試してみてください。
秋になると美味しい食材が豊富に出回るので、色々と食べるのが楽しみな季節でもあります。
しかし、今年は暑い時期が長引いた分、まだ胃腸の疲れが残っている人も多いと思います。
食べる事を楽しみつつ、胃腸をいたわり冬に備えましょう。
寒くなり始めた時期に食べておきたい食材をご紹介します。
●かぶ
味に癖がなく甘味があるので、生で漬け物にしたり、味噌汁や煮物など幅広く味わえる冬に欠かせない食材です。
かぶの皮にはジアスターゼという消化を助ける成分が豊富に含まれています。
調理する時はなるべく皮も残すと効率よく栄養を摂る事が出来ますよ。
さらに葉の部分にも栄養がたくさんあります。
抗酸化作用のあるβカロテンは根に比べて2800倍も多く含まれています。
さらにゆでると1.2倍アップするので味噌汁などに是非加えてください。
他にも水分の排出を手伝うカリウム、腸内を整えるビタミンB群、ビタミンCも豊富です。
●切干大根
大根を細切りにして乾燥させることで甘味が増し、増える栄養成分もあります。
カルシウムは大根の20倍も含まれ、他にもミネラルや食物繊維も豊富です。
調理する前に軽く洗って水で戻しますが、戻し汁に栄養成分が溶けだしているので、
味噌汁や煮物にする時は戻し汁も使いましょう。
保存ができて栄養価が高い切干大根は、家事仕事の助けにもなってくれます。
●里いも
寒くなると共に空氣も乾燥してきます。
朝目を覚ましたら喉が痛くなっているのも、寒い季節には起こりがちな風邪の初期症状です。
喉の乾燥は口呼吸によるところが大きいので、鼻で呼吸をするのを心がけると同時に
腸内環境を整える事も大事です。
里芋のネバネバ成分のガラクタンが喉や腸の粘膜を保護します。
また、脳機能の強化やがん細胞を抑える効果もあります。
他にも納豆のネバネバ成分も腸壁を保護して、腸内環境を整えてくれます。
どれも、今の季節は購入しやすいものばかりです。
この季節に表れる不調に効果のある食材をご紹介しましたが、
食事をする上でまず大切なのは、食事全体のバランスです。
毎日の食事の中心にあるのは主食で、玄米をメインに食べる事が大切です。
そこに味噌や醤油、納豆などの発酵食品、野菜類は旬のものを多めに摂るといった事が大切です。
食事はまず全体を考えると、何を食べればよいのか見えてきます。
1つ1つの食材に含まれる成分や効能だけを知って、そればかり食べたとしても、
主食が白米や小麦ばかりだったり、加工食品を毎食のように食べていたら健康にはなれません。
しかし、難しく考える必要はありません。
和食はとても合理的に出来ているので、要点を押さえて実践していると
体も楽になってきて、習慣にしやすいと思います。
「和食といっても何を食べれば良いのだろう?」と困った場合は
主食を玄米にして、そこに味噌汁を添える事から始めてみてください。
季節に沿った食材を取り入れる事も出来るし、切干大根のような保存食材を加えても美味しく、
シンプルなしくみでありながら多様な食材と合うので調理はとても簡単です。
免疫力を上げて、寒い冬を乗り越えていきましょう。
山本 和佳