【一般無料】現代人は栄養不足(健康基礎講座)

・コンビニ弁当で栄養失調に

・病氣も多いが未病も多い

・植えつけられた誤った食の概念

・生命あるものを食べる

 

飽食と言われる今の時代、お金を出せば食べ物は何でも手に入れる事ができます。

日本にはあり余るほど食べ物があるはずですが、実際には栄養不足に陥っている人が多いのが現実です。


そう聞くと驚かれる人もいるかもしれません。


「コンビニ弁当が体に良くない」と何となく分かっていても、食べ続けてしまう。

色とりどりのコンビニ弁当に食欲をそそられてしまう人もいるでしょう。


しかし、それは素材本来の色ではなく、化学的な処理で素材の見た目を変えているのです。

コンビニ食品にはたくさんの食品添加物が使われています。


現在、厚生省で登録されている指定添加物は472種類にも上ります。

それらがコンビニ食品以外にも、ファーストフードやスーパーで
売られている加工食品にまでたくさん使われています。


店頭で商品を手に取ってもらうため、企業は食品添加物を駆使しています。

そのために使われているのが着色料です。

本来は食べ物の色を見て食べごろかどうか判断します。

旬を迎えた食材は栄養価が高く、食べ物の色素そのものに抗酸化成分が含まれるため
体内の細胞を元氣にしてアンチエイジングにも一役買ってくれます。


しかし、自然の食材は時間と共に色が変化して腐敗していきます。

コンビニ食が時間が経過しても変わらないのは、人工的に色をつけて美味しそうに見せたり、
水分を保持させてみずみずしく新鮮であるかのように見せているためです。


そうした加工処理をするのは、消費者のためではなく企業の利益を優先させているからなのです。


コンビニ食品を食べる事の弊害は挙げればきりがありませんが、
その1つにミネラルが不足するという問題があります。


まず、コンビニ食品にミネラルがほぼ入っていないという事。

もう1つは、ミネラルの吸収を阻害するリン酸塩が入っているという点です。


あまり聞きなれないかもしれませんが、リン酸塩はコンビニ食品にたくさん使われています。
使用制限は無く、用途は実に幅広いです。

乳化剤、pH調整、防カビ、変色防止、鮮度維持、乾燥防止、結着剤、保水性を維持、風味づけなど


加工食品の原材料表示でリン酸塩の表示はあまり見かけなくても
あらゆるところで使われている事が分かります。


ではリン酸塩が添加されたものを食べると、一体どうなるのでしょうか?

リン酸塩はミネラルと結合しやすい性質を持っています。
コンビニ食品を食べた後、胃の中で吸収されやすい状態になったミネラルがリン酸塩と結合します。

すると、腸で吸収されるはずだったミネラルが吸収されず、体の外へ出て行ってしまいます。


繰り返しになりますが、食品の原材料表示にリン酸塩と記載が無くても、
pH調整剤、変色防止剤、結着剤などあらゆる所に使われています。

パン、サンドイッチ、ピザ、菓子類、ケーキ、ハム、ベーコン、ソーセージ、練り製品、
プロセスチーズ、インスタントラーメン、レトルト食品、冷凍食品、コンビニ弁当など


例えば、手作りのサラダと一緒にコンビニのサンドイッチを食べるとします。

胃の中でサンドイッチに入っているリン酸塩がミネラルの吸収を邪魔してしまい、
せっかく食べた野菜のミネラルの吸収を抑えてしまうのです。


家庭で食事をする時に手作りの料理と加工食品を組み合わせる人は多いのではないでしょうか。

せめて家庭には加工食品を極力持ち込まない方が賢明です。



ミネラル不足による体への弊害は計り知れません。

ミネラルは体の潤滑油となって骨や歯を丈夫にしたり、子どもの成長を支えます。
また、精神を安定させたり、


そればかりか体が行うあらゆる活動に関わっている酵素の働きを助けているので、
ミネラルが足りなくなると、心身が不調になってしまいます。


ミネラルは満遍なく摂らなければ体に吸収されません。

例えば鉄分だけ多く摂っても、他のミネラルが不足していたら体の外へ出て行ってしまいます。

そのためコンビニ食品を日常的に食べていると、必然的に軒並みミネラル不足になるのです。


ミネラル不足から来る症状は実に様々です。

骨や歯が脆くなる、成長不良、免疫力の低下、肩こり、腰痛、神経過敏、うつ、精神障害、
貧血、疲れやすい、忘れっぽい、皮膚障害、性機能障害など


多くの現代人が日々何となく抱えている不調は
ミネラル不足が影響している可能性が大いにあるのです。


さらに以下のような病氣や症状も、ミネラル不足と何らかの関係があると言われています。

アトピー性皮膚炎、認知症、糖尿病、リウマチ、自閉症、発達障害、アスペルガー症候群など


これらの症状に苦しんでいる人が、食品添加物を控えたら症状が改善したという事例もあります。




戦後、洋食や肉食の一般化によって日本人の食生活は大きく変わりました。

その上、食品添加物の過剰な使用で日本人の体は病氣にさせられています。


その流れと共に、消費者の食事への価値観もかなり変わってしまいました。

「タンパク質は肉から摂る」「牛乳を飲んで骨を丈夫にする」のような
食に対する誤った思い込みがたくさん刷り込まれています。


コンビニ食品に関して言えば、食品添加物の味に慣れてしまい、味覚が狂わされてしまいました。

そればかりか企業の利益優先で、見た目も美味しく見えるように作られています。
そこに消費者の健康は考慮されていない事を知ってほしいと思います。


畑で採れたばかりの野菜やスーパーに並んでいる野菜を見れば分かるように、
葉物ならしばらくすると水分が抜けてしおれていきます。

それなのにコンビニ食品の野菜はずっと青々としています。

変色防止剤、乳化剤、結着剤などで加工されたコンビニ弁当。
不自然に鮮度が保たれ(?)、消費者はそれを見て美味しそうと思い、食べているのです。


自然の世界であれば、色鮮やかな野菜や熟した果物を見て食べたくなるのは
生物が持つ本能であり、食べるべき時を見極めているので栄養も豊富です。


しかし、コンビニ食品は栄養を摂れないどころか体の不調や病氣の原因になるので
マイナスになっているのです。


日頃からコンビニ食品を食べていると単に栄養不足というだけでなく、それ以上の問題が起きてきます。


日本には四季があり、季節ごとに様々な野菜が採れる大変豊かな国でした。
日本人は主食のお米を食べながら旬の野菜からも栄養を摂り、体を養ってきました。

しかし、加工食品ばかり食べていると、季節の味が分からなくなります。
野菜の旬がいつなのか知らないという事は、体に必要な栄養が摂れていないのです。


つまり、何を食べて良いのか判断できない体のままでは、健康でいる事は不可能です。



今回はコンビニ食品が体に及ぼす弊害について触れましたが、
ファーストフードや冷凍食品など加工食品全般にも言える事です。


栄養が無いものを食べる行為は体にとってゼロではなくマイナスになります。

栄養が無いものを食べても胃腸は消化しようと働きます。

消化する時にビタミン、ミネラル、酵素が無駄に使われてしまうため、
体はますます栄養不足になり、寿命が短くなる可能性さえあります。


ですから、加工食品を極力減らしていく事が重要です。
外食には加工食品が何らかの形で入っているので、せめて家庭では心がけてほしいです。


生命あるものをいただくのが本来の食であり、体に吸収されて血となり肉になります。

体の不調を医者に頼ったり薬で治そうとする前に、まずは栄養が摂れる食事をする事が大切です。



山本 和佳

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