【一般無料】がんになる前に進行を止める(健康基礎講座)

・がんになるまでのプロセス

・動物性脂肪は良いたんぱく質という刷り込み

・因果関係から情報を見極める

 

日本人の2人に1人はがんになる時代で、その数はさらに増え続けています。


がんと診断されるまでの間、体内では何年何十年もかかってがんが進行します。

そのプロセスを簡単にご紹介していきます。



【形成開始時期】

発がん物質が体内に入り、正常細胞を発がん性細胞に変形させます。


発がん性物質は食べ物や水道水に含まれています。

また、大氣中や洗剤などの日用品にも発がん性物質は存在しているので、
呼吸する時、あるいは皮膚を通して体内に入ってきます。


この頃はがんの種がまかれる時期であり、現代人は常にがんになる危険にさらされています。




【促進時期】

発がん性細胞から検査で発見されるがん(腫瘍)へと形成されていく時期。


体内にまかれたがんの種が成長していく段階で、何年、または何十年も経てがんになります。

発がん性物質によって出来た発がん性細胞はいわゆる種の状態ですが、
これががんになるかどうかは条件によって変わります。


例えば植物が成長するには水、日光、氣温など適切な条件がそろっている事が前提となります。

がんも同じように条件を満たすと発がん性細胞が成長してがんになります。


がんに進行してしまうかそうでないかは食べ物、生活習慣、電磁波などによります。


食べ物で言えば、がんの成長を促進するものを食べるとがんは増殖します。
反対に成長を抑えるものを食べると、がん増殖を抑えたり、または増殖を止めます。




【プログレッション】進行期

進行したがん細胞が体に致命的なダメージを与える段階。

検査で悪性のがんとして発見されたり、脳梗塞、心筋梗塞など命を落とす危険があります。




このようなプロセスを経ているという事は、それを知っているかどうかに関係なく
がんは自分の習慣が招くものだという事が分かります。



食事に限るだけでも、農薬、食品添加物、化学物質、食べ過ぎなど
がんが進行する要素はたくさんあります。



そして大事な栄養素として刷り込まれているタンパク質もがんを進行させます。

正確にはタンパク質全てが悪いのではなく、タンパク質を食べ誤っていたり
食べ過ぎている習慣をもっている事が原因です。



動物性タンパク質を食べると、体内で大量の活性酸素が発生して体中に炎症が起こります。

少々の炎症であれば自然治癒力で修復されますが、
体に悪い脂肪を摂ると、炎症が多くなって修復が追いつかず、
長期間にわたって血管や細胞を汚し続け、がんに進行してしまいます。



日本人に欧米の食事が広まり、動物性食品などに含まれる脂肪を食べるようになってから
糖尿病や動脈硬化、がんなど生活習慣病が急増しました。



また、植物性の油なら何でも摂ればよいというものではありません。

コーン油やべにばな油、ごま油のようなリノール酸が多く含まれる油は
摂り過ぎると、うつ病やがん、心臓病、アレルギー症状などのリスクが高くなりますので
食べ過ぎないよう注意が必要です。



さらにマーガリンのような人工油脂は極力摂らないようにしましょう。

人工の油に含まれるトランス脂肪酸が体内で活性酸素を大量に発生させてしまいます。


また、トランス脂肪酸は体内の利用価値が全く無いため、脂肪として蓄積されやすいのです。

その上、細胞の働きを邪魔したり、代謝やホルモンの合成にも支障が出てしまいます。



ほとんどの現代人が体に悪い油をたくさん摂っています。

油は加工食品に加えることで見た目を美味しそうにしたり
口当たりを食べやすくする目的でも使用されるため
知らないうちに食べ過ぎてしまうこともあるのも大きいでしょう。


素材が良くないものを美味しそうにするという意味でも
ほとんどの加工食品に油が使われています。



欧米の食事や加工食品を食べていると、血中のコレステロール値は必ず上昇します。

つまり血液が汚れて、ドロドロになるのです。
これが体内の循環不良となり、長期間続くと病氣になります。




また、動物性食品をたくさん摂る人は食物繊維が不足しているのも、大きな問題点です。


今では「第6の栄養素」と言われている食物繊維ですが、洋食や加工品を食べている人は
不足して、これも健康面で大きなマイナスです。

食を1つ間違えると連鎖的に間違いが起きるので、食事のバランスが崩れるのは大変怖い事です。



食物繊維は様々な形で体に良い作用をしますが
まず唾液や膵液に含まれるアミラーゼの働きを抑えるので、糖の分解スピードがゆっくりになります。


つまり血糖値の上昇が緩やかになるので、インスリンを無駄に分泌されることもありません。


食物繊維は消化されないので、以前は役に立たないと言われていましたが、
消化されないのには、ちゃんと意味があるのです。



食物繊維は腸内細菌によって発酵され、その一部が短鎖脂肪酸になって
ここでも血糖値の急上昇を抑えます。

他にも短鎖脂肪酸は腸内環境を整えたり、コレステロール値を抑えたりします。


さらに食物繊維は小腸から大腸へ行き、余分な脂質や老廃物などを抱え込んで排泄します。

腸内環境が良くなると免疫力が上がり、精神の安定に繋がります。



このように食物繊維は体内の循環を良くするため、様々な効果を上げています。


しかし、食物繊維を摂れば、肉食やコンビニ食品を食べても良いわけではありません。

それではせっかくの食物繊維の働きを邪魔して、腸内は悪玉菌が増えてしまいます。


食事はバランスが大事ですので、肉やファーストフードと一緒に
食物繊維を食べれば帳消しになるなんで事はありません。


欧米の食事やコンビニ食品を頻繁に食べる人から見れば、動物性脂肪を極力食べない生活は
考えられないかもしれません。


しかし、もともと日本人は牛や豚、鳥のような恒温動物は食べず、
動物性食品は魚介類を少し食べていました。


食物繊維は玄米、野菜、果物、豆類、海藻類に豊富に含まれます。

日本は食物繊維を含む食材に恵まれていますので
玄米菜食にすると、食物繊維が無理なく豊富に摂る事ができます。



和食から欧米の食事、加工食品中心の食生活に変わり、
日本人の食事に対する概念もすっかり変わってしまいました。


例えば、明らかに自然界には無い人工的な色付けされたものを
抵抗なく食べてしまうというのは、生き物として誤った選択ではないでしょうか。



欧米の食事やテレビの影響でブームになるグルメは共通点があります。

「口に入った瞬間に感じる鋭い味」

「見た目の豪華さ(油や糖分たっぷりの食べ物)」


大多数の人は、こういうものに惹かれてしまう思考回路になっています。


こうした感覚は、習慣によって刷り込まれたもので
本来、人間の体が求めている食べ物ではありません。



食べることは楽しみでもありますが、
まずは体を養う事が一番の目的であるはずです。


油っこいものをたくさん食べる人、食べる量が非常に多い人は
玄米菜食を食べると、はじめのうちは物足りなさを感じるかもしれません。


おそらく食べた後に胃にずっしりと感じたり、満腹にならないと食べた氣がしないからでしょう。

それは食事の度に血糖値が急上昇し、体に負担をかけているのに
麻痺して分からなくなった状態だと言えます。



玄米菜食は食後の血糖値上昇がゆるやかで、胃腸への負担が少ないので
はじめは体が違和感を覚えるかもしれません。


しかし、食事改善を続けていくうちに体がスッキリして軽く感じるようになります。

習慣を変えるにはある程度の時間が必要ですので
根氣よく体に覚えさせていく事も大事です。



山本和佳

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