【一般無料】体を温めて健康に ~Part1~(健康基礎講座)

・自然治癒力とは○○して治すこと
・体温が低下すると・・・
・体を冷やすの原因

けがが治る、風邪が回復する、折れた骨が元に戻る、疲れを癒す・・・

これらは体が持っている自然治癒力によって行われています。

生きている限りは、誰でも体内で炎症や酸化が起きています。

特に現代はそのリスクが多い環境のため、多くの人が体調不良に悩まされたり
病氣にかかっています。

健康な人は体内で起きる炎症が少なく、また炎症を抑える力が強いです。

体に起きた炎症などを治すには、栄養をしっかり摂る事はもちろん大切ですが、
さらに体を温める事が重要なポイントになります。

重要なのは平熱の体温を適切に保つ事ですが、
現代人は低体温の人が多く、それによって様々な不調を引き起こしています。

健康な人の体温は36.5度以上で、高い免疫力を保っています。

しかし、35度代に下がると免疫力は下がり、自律神経失調症やアレルギー症状が出やすくなります。

体温が1度下がると、免疫力が30%も低下します。

免疫力が低下すると細菌やウイルスなどから体を守る力が弱くなるため、
傷口が化膿したり、風邪を引きやすくなります。

さらに、免疫の誤作動によって自分自身の体の組織を攻撃して、
病氣を引き起こすリスクも高くなります。

体温が下がると、もともと健康だった細胞は代謝が下がるのに対して、
がん細胞は活性して35度代で最も増殖します。

がんを発症する人には低体温の人が多く、また低体温の人はがん細胞の増殖するスピードが速いため、
将来がんを発症するリスクが高いとも言えるのです。

このように体温と免疫機能は密接な関係にあります。

健康な人の平熱は36.5度~27.1度ですが、今は36.5度以上の体温の人は少数です。

しかし、今では35度代の人は珍しくなくなりました。

冷え性、むくみ、便秘、肥満、アレルギー、高脂血症、糖尿病など
慢性的な不調に始まり、それがあらゆる病氣まで進行してしまう。

病氣の予防や健康維持のために、体を温める事は必須条件です。

では、何によって体が温められているのでしょうか?

体を温めている熱は、食べ物から作り出されます。

糖質が分解されて出来たブドウ糖、脂肪が分解された脂肪酸、そしてアミノ酸。

アミノ酸はたんぱく質が分解されたものと、野菜や果物などから直接摂取する場合があります。

これらの栄養素が小腸から血液へ入って、全身の細胞へ運ばれていきます。

そして、細胞の中に存在するミトコンドリアが作り出すエネルギーの材料になるのです。

このエネルギーが生体の活動のために利用されます。

エネルギーが各器官へしっかり供給されると、活発に働くので多くの熱が生まれ、
そのおかげで体温が維持されるというわけです。

体温を36.5以上に保つ事が健康である事の必須条件ですが、
残念ながら現代人のほとんどは低体温です。

低体温になる原因は様々ありますが、そのほとんどは習慣によるものです。

まず挙げられるのが、食事です。

ここ数十年で日本人が多く食べるようになったものの中には
体を冷やすものがたくさんあります。

白砂糖、化学調味料、パン、肉、インスタント食品、ファーストフード
牛乳、マヨネーズ、ジュースなど

砂糖はほとんどの加工食品に入っています。

商品の裏側の原材料表示欄を見てみると、お菓子ではないものにまで
砂糖があらゆる商品に入っている事に氣づきます。

甘いものは食べないという人も、加工食品を食べていれば
そこから知らないうちに砂糖を摂っているのです。

また、減塩しなければと塩を敬遠する事も、冷えにつながります。

日本では塩の文化が発達し、昔より海から内陸へわざわざ塩が運ばれて重宝されるほど、貴重な物でした。

塩には殺菌作用があるため、おにぎりにして持ち歩いていました。
手軽に食べられて、しかも栄養も摂れる。先人が生み出した知恵です。

その上、塩には体を温める作用があり、漬け物にすると長期保存出来るため、
特に東北の寒い地域では、漬け物が冬の貴重な食糧でした。

化学塩は体に良くないですが、ミネラルたっぷりの良い塩はしっかり摂る必要があります。

また、食べ過ぎも体に良くないですが、これには体を冷やすというマイナス面もあるのです。

それは、消化する時に体に負担をかけ過ぎている点に原因があります。

食べた後に眠くなるのは胃腸に血液が集まり、脳や筋肉へ運ばれる血液の量が減るためです。

血液には酸素や栄養素が細胞へ運ばれますが、その量が減れば、活動も鈍くなります。

食べ過ぎが習慣になると、血液が胃腸に集まる時間も長くなり、
熱を多く生み出す骨格筋、脳、心臓の筋肉への供給量が減って、体温が下がります。

少食になると、胃腸へ運ばれる血液が少なくなる分、他の臓器や細胞へ送られる血液量が多くなるため、
けがや病氣が治りやすかったり、体が疲れにくくなります。

運動不足や筋肉量が少ない場合も、低を冷やしてしまいます。

筋肉は熱を多く生み出す組織の1つで、筋肉量が低下すると作り出す熱の量も減少します。

全身の筋肉の70%が下半身に集まっているため、歩かない人は筋肉不足から冷えに繋がりやすいのです。

運動の習慣は心身の健康のために必要で、特に下半身をよく使う運動は
体を温める効果が高いです。

そして、実はストレスも低体温の原因になります。

過剰なストレスを受けると体が緊張して血管を収縮させますので
血行が悪くなり、思いストレスが長期間続くと、冷えにつながります。

他にも、水分の摂り過ぎ、医薬品の常用、冷房の使用、アイスや冷たい飲み物、
湯船に浸からずシャワーで済ませる習慣も、体を冷やしてしまいます。

冷えを招く習慣を止める、または控えて体を温める事が大切です。

日本人に低体温が増えているのに、その事を当事者はあまり問題に感じていません。

若い人でも体温が低いと、体調に問題が出てきます。

放っておくと病氣にかかるリスクが非常に高くなるので、早いうちに改善していきましょう。

次回は体温と免疫の関係について、より詳しくお話しいたします。

山本和佳