一般無料「メタボリックドミノ」健康基礎講座

・病氣のドミノ倒し


・○○依存にも効果がある玄米


・最後の砦の臓器が悲鳴を上げる

体内の脂肪は活動エネルギーを作るために大切なものですが、脂肪と聞くと嫌なイメージが先行してしまうのは、必要以上に溜め込む方に意識が向くからではないでしょうか。

特に年齢を重ねると、代謝が低下していきますので、体重に関係無く体に脂肪を溜めている可能性も十分にあります。

●メタボリックドミノ

メタボリックドミノという言葉を聞いた事があるでしょうか。

これは肥満に始まり、インスリン抵抗性が表れると糖尿病、メタボリックシンドローム、
血管障害による臓器の病氣など、様々な病氣が次から次へと起きる状態です。

その言葉の通り、一旦始まると、ドミノ倒しのように止められず、 次々と病氣に罹ってしまいます。

肥満だと物理的に体が重いという事もあり、体を動かすのが億劫になりがちです。

動悸、息切れ、頭痛、めまい、肩こりなどに悩まされます。

肥満は全身に代謝障害がおきて、糖尿病など生活習慣病にかかるリスクが高くなります。

心臓に負担がかかり不整脈が起きやすいですし、体の重みで膝や腰に負担がかかり、関節痛や腰痛にも悩まされます。

病氣が発症する前から慢性的な体調不良を抱えているのです。

食後に急激に血糖値が上昇すると、血糖値を下げるインスリンが過剰に分泌され、 血糖値の乱高下が起きてしまいます。

また、内臓脂肪が蓄積されると、インスリンを効きにくくする物質が分泌されて、血糖値がさがりにくくなります。

食べ方を間違えると、体の機能を混乱させてしまいます。

インスリンが十分に分泌されなくなったり、分泌されても効かなくなるといった 症状(インスリン抵抗性)が表れます。

後に述べますか、食生活の見直しをする事は改善する必須条件です。

そして、有酸素運動も大切です。継続的に行うと、筋肉のインスリン抵抗性が徐々に改善されていきます。

●脂肪大好きな人は運動嫌い?

肉類、卵、乳製品、乳製品が入っている菓子類のように動物性脂肪をたくさん食べていると、揚げ物や油の多い食事をさらに食べたくなるようになります。

これは現代人に多い食生活のタイプでしょう。

当然肥満になりやすく、一見太っていなくても内臓脂肪がつきやすいです。

さらに、この依存のもう1つの問題は、運動が嫌いになる事です。

動物性脂肪を食べ過ぎると、脂肪組織に脂肪が蓄積されていきます。

すると脂肪組織は、もっと仲間を増やそうと「もっと脂肪を食べろ」 「運動は嫌だ」と指令を出します。

始めは脂肪組織から脳へ指令を出しますが、 やがて脳に変化が起きて、脳から運動をしないよう指令を出すようになります。

そのままにしておくと、肥満からメタボリックドミノへ進んでしまいます。

ドミノが倒れ始めると、止めるのは困難です。
どうにかして 早めに手を打ちたいと思うことでしょう。

実は動物性脂肪依存の改善の鍵を握っているのが、玄米です。

玄米に含まれるγオリザノールという物質が脂肪の食べ過ぎを抑えて 味覚を正常に持って行く効果があります。

その効果は琉球大学の実験でも証明されています。

ネズミに脂肪食を与えると、脂肪が大好きになり体は怠けるようになります。

そこへγオリザノールを投与すると、まず脂肪依存を断ち切れて、次に運動をするようになったのです。

玄米を食べるようになって、前ほど揚げ物を欲しなくなった方は多いと思います。

γオリザノールは良質な脂質です。
白米からは摂れませんので、脂肪依存は足りない脂質を補おうとして 脂肪を摂り間違えた結果とも言えます。

●妊娠中のダイエットは要注意

妊娠中に無理なダイエットをすると、生まれてきた子どもは肥満になりやすいと言われています。

お腹の中の赤ちゃんに十分な営養が行き渡らなくなると、 赤ちゃんは「これから生まれ出る世の中は営養が足りない所かもしれないから、
氣をつけよう」と判断します。

こうして生まれてきた赤ちゃんは、食べ物を溜め込みやすく、肥満傾向になると言われています。

過食はもちろん良くないですが、極端に足りないのも生まれてくる赤ちゃんの体質を悪くするので、注意が必要です。

●食べ過ぎは体を冷やす

食後は食べたものを消化するため、胃腸の壁に多量の血液を配給して、胃腸を働かせます。

食べ過ぎてしまった時に、急に眠くなったり、体全体に疲労感がでるのは、 脳や筋肉へ届く血液量が少なくなるためです。

体内の臓器は、血液によって運ばれる酸素、営養、免疫物質などによって代謝や再生が行われています。

したがって、血液量が少ない場所に病氣が起きやすくなります。

食べ過ぎると胃腸に血液が集まり、熱を多く生み出す骨格筋、脳、心臓の筋肉や 胃腸以外の器官や細胞への血液供給量が低下して、体全体を冷やしてしまいます。

この体の冷えも病氣を引き起こす要因となります。

●慢性腎臓病も増えている

慢性腎臓病も増えていて、先程のメタボリックドミノにも関係しています。

慢性腎臓病とは、様々な理由で腎臓の機能が低下して、人工透析に至るものです。

この病氣の直接的な原因は、糖尿病が4割を占めていますですが、他にも高脂血症などの生活習慣病が原因で起こります。

腎臓を構成する糸球体(血液をろ過して老廃物を取り除く)やそれに関連した血管などの細胞の機能が低下することにより発症します。

その背景には、糖尿病、高脂血症、高血圧や生活習慣病があります。

体に入れたものが体内で循環不良を起こすと、代謝も滞ります。

それが改善されずに長引いてしまった結果、腎臓機能も取り返しのつかないほど悪化してしまいます。

ドミノが倒れ始める前に止められるか。

玄米を主食にして、発酵食品、野菜、魚介類、海藻を食べて、代謝を正常に近づけていく事が大切です。

肉食を止めて、乳製品は極力控えましょう。

玄米食にすると、自然と噛む回数が増えます。
すると唾液の分泌が促進されて消化を助け、代謝も上がります。

さらに満腹中枢を刺激して、自然と食べ過ぎが抑えられます。

肥満だとしても、または太っていなくても、思うようにならない体でいると、可能性の幅を縮めるばかりです。

そして、それが徐々に心の重荷になっていきまず。

病氣のドミノ倒しが始まる前に、まだ体がしっかり動くうちから備えておきましょう。

山本和佳