一般無料「若返りのスイッチをオンにする」健康基礎講座

・習慣が遺伝子へ与える影響

・遺伝子のオンとオフ

体は細胞の活性によってエネルギーが供給され、活動が活発になります。

1つの細胞の中には4万~5万個もの遺伝子があります。

それらは一度に働いているのではありません。
例えば、若いうちに働く遺伝子があったり、高齢になって働きだす遺伝子もあります。

若い人と高齢の人では遺伝子の働き方が異なり、アンチエイジングのためには
若いうちに働く遺伝子を守れるかどうかが若返りの鍵とも言えます。

遺伝子が働くかどうかは、その時の生活に合った状態にするためと考えられています。

また、ストレスへの反応も年齢を重ねると弱くなっていきます。

若い時にはすぐ立ち直れたのに、なかなかそれが出来ないということもあります。

ストレス耐性が弱くなっていくのは、遺伝子の影響もあります。

加齢によって、ストレス応答に関係する遺伝子の働きも変わっていくため。
ストレスに弱くなります。

高齢になると、ストレスを避けられないのかと心配されるかもしれませんが、
老化スイッチをオフにすることも可能です。

●長寿遺伝子をオンにする。

サーチュイン遺伝子は、フリーラジカルを消したり、免疫細胞を正常化する
サーチュインという酵素を作り出す遺伝子で、老化に関連する働きをコントロールします。

普段はOFFになっていますが、ONになると染色体の先端にあるテロメアが保護されます。

テロメアは染色体の先端を保護していて、細胞分裂の度に短くなっていき、やがて寿命を迎えます。

テロメアが短くなる速度には個人差があり、それが老化の進み具合と関係していると言われています。

サーチュイン遺伝子をONにする方法は以下の通りです。

①腹7~8分の食事

1日3食は食べ過ぎですので、2食にしましょう。
メタボを抑えて、脳や血管を活性させるアディポネクチンというホルモンが増加します。

反対に暴飲暴食をするとアディポサイトカインという悪玉ホルモンが増えて、
血圧を挙げたり、インスリンの働きを阻害したり、脳に食べたがるよう指示を出したり
メタボを加速させます。

自分の意思で食べていると思われていても、ホルモンの働きも影響しています。

正せば正しい方向に、暴飲暴食すると悪い方向に体の中でスイッチが切り替わると言って良いでしょう。

②運動

散歩などの有酸素運動。

激しい運動ではなく、少しきついと感じるくらいの運動が長寿遺伝子をONにします。

③ポリフェノールを摂る

ポリフェノールの1種であるレスベラルトールという営養成分が
サーチュイン遺伝子をONにします。

レスベラルトールはぶどうの皮に多く含まれる他、リンゴの皮やザクロ、
アーモンドの薄皮にも微量ですが含まれています。

食事量の節制や運動と合わせて実践してみてくdさい。

●老化を加速させないために

生活習慣が悪いと、長寿遺伝子はOFFのままです。

それどころか老化スイッチが入り、老化、病氣と進んでいきます。

「食べたいものを食べる」は一見もっともらしく聞こえますが、
化学物質が溢れた現代においては、鵜呑みにすると危険でです。

人間は頭で食べる事もあるという事を覚えておいてください。

例えば、子どもの頃から体に良いと言われて食べている。
はたまた化学物質の中毒に犯されて、食べずにはいられなくなる。

思い込みや思考によって食べることも多々あるのです。

「食べたいもの」を体が必要としているものに合わせていく事が大切です。

その上で食べたいものを食べ、バランスの良さも意識しましょう。

●勘違いする脳

人間が考えたり想像できるのは、脳が発達したおかげです。

一方で、脳は勘違いを起こす事があります。思い込みと言っても良いでしょう。

日常の中で直感的に意思決定することが多く、これは大切な働きです。

しかし、思い込みによって危険や困難に遭遇する側面もあるのです。

「自分はがんにならないだろう」「これくらい大丈夫」と勝手に思い
暴飲暴食の生活を続けてしまう。

また、交通事故なども「多少スピードを出してもいいだろう」
「多少無茶な運転をしても自分は事故を起こさないだろう」など、
自分の運転技術や判断力を過信していることが考えられます。

どんなに運転が上手でも、金属の塊が時速何十キロのスピードで走っているのですから
危険と隣り合わせです。脳の勘違いは危機感を氣拍にしてしまいます。

もちろん直感で判断することが求められる場面もたくさんあります。
しかし、脳にだまされないよう氣をつける必要があります。

自分の直感は常に正しいわけではない。勘違いすることもあると受け入れて
見直すことも必要です。

一方、腸は脳のような勘違いはしません。

生物は始めに腸ができて、その後で他の器官が発達して、進化を遂げました。

腸は体の要と言える役割を担い、体が正常に働くよう努めている。

だから食べたものが体に合うかどうか正確に判断しているので、
便通が健康のバロメーターになるのです。

毎日便を出して、「今日はOK」「このままではダメ」など
わたし達にサインを送っています。

しかし、脳は誘惑に負けて、飲みすぎたり食べ過ぎたりと、
体に悪いことも平氣でやってしまいます。

また、脳はストレスにさらされると、目の前の快楽に飛びつきます。
ストレスが溜まってやけ食いに走ることは、まさに脳の仕業なのです。

想定外の出来事だと思うかもしれませんが、
「がんにならだいだろう」「事故など起きないだろう」と脳が勝手に思い込み、
安全策や予防策ができていないために病氣や事故など
危険に襲われることもあるのです。

老化は遺伝子の影響を受けていると述べましたが、
習慣次第で遺伝子の働きを変えてしまいます。

老化が進むか、若返るかは習慣によるところが大きいです。

若々しさは活力を生み、活動的な生活の土台になりますので、正しい習慣を続けていきましょう。

山本和佳