・認知症と低血糖の関係
・人工甘味料の怖さ
・氣づなかいで口にしているもの
わたし達が知らないうちに口にしているもの、または大好きで食べたくて仕方ないものに
健康を奪われていると知ったら、どうでしょうか。
身近に潜む食の危険についてお話し致します。
●認知症と低血糖
日本では認知症が増え続け、現在は65歳以上の5人に1人が認知症だと言われています。
身近に認知症の人がいる事も珍しくありません。
他の病氣より介助が大変面もあり、ご家族は体力も氣力も削られていきます。
認知症の患者さんには甘いものが大好きな人が多いのも特徴です。
甘いものを食べた後には血糖値が一旦急上昇したかと思うと、
今度はインスリンの作用によって急降下します。
この低血糖が脳にも危険なのです。
体の中で低血糖、低酸素がある程度の時間続いたり繰り返されると、
脳が重症化して認知能力が弱くなっていくことがあります。
現代人に大変身近な砂糖は、子どもの頃にその味を覚えて
そのまま大人になり、一生食べ続ける人が大半です。
しかし砂糖(特に白砂糖)は合法の麻薬とも言われるように、どんどん欲しくなって
食べたくて仕方ない衝動に襲われ、食べる程体は蝕まれていきます。
低血糖も危険ですが、血糖値が激しく上下するような食生活をしていると、
インスリン分泌に支障が出ることもあります。
そうなるといよいよ糖尿病の予備軍となり、かなり危険な状態です。
慢性的な低血糖や低血糖発作によって人格が変わったり、記憶障害、精神病などを患い、
それが認知症につながる事をぜひ覚えておいてください。
加工食品のほとんどに砂糖が入っています。
意識して避けない限り、ほぼ毎食口から入っていると思って良いでしょう。
つまり低血糖が毎日繰り返されているので血糖値も激しく上下して、
まるでジェットコースター状態です。
非常に不安定なので自律神経のバランスが崩れて、イライラや落ち込みにも陥ります。
●安易な糖質制限にご注意
糖質の摂り過ぎやメタボを氣にされる方もいるかと思います。
加工食品は体に良くないのですが、念のため触れておきますと、
「糖質オフ」「ゼロカロリー」といった謡い文句の商品には
必ずと言っていいほど人工甘味料が含まれています。
代表的な人工甘味料アスパルテームは、ダイエット飲料、ガム、ゼラチン、ヨーグルトなどの乳製品、
朝食用シリアル、医薬品など幅広く使われています。
アスパルテームを食べると、小腸でフェニルアラニン、アスパラギン酸というアミノ酸と
有害なメタノールに分解されて消化吸収されます。
その後はたんぱく質に合成されたり、エネルギー源に分解されます。
アスパルテームが分解される途中で出来るそれぞれの成分に毒性があります。
<フェニルアラニン>
神経伝達物質の1つで、脳内でドーパミンやノルアドレナリンに合成されます。
フェニルアラニン単体で摂取すると、脳細胞を過剰に刺激して、
最悪は死に至らしめるほどの興奮毒性作用があります。
症状は脳障害や頭痛、躁鬱病、不眠症、知能低下、暴力的になるなどの問題が懸念されています。
また、間接的に皮膚や血液のがんが増えるとの研究結果も出ています。
<アスパラギン酸>
必須アミノ酸の1つ。興奮性神経伝達性物質とも呼ばれ、神経を通って情報が伝達するのを助けます。
しかし、摂り過ぎると神経細胞に障害を起こしてしまいます。
アスパルテームに含まれるメタノールと組み合わさる事で、それぞれ単独でいるよりも
毒性が500~5000倍も高くなると言われています。
<メタノール(メチルアルコール)>
メタノールは猛毒で、飲むと失明したり、最悪の場合は死に至ります。
2020年にイランでは新型コロナウイルスの治療としてアルコール摂取が有効との
噂が広まり、密造酒を飲んでメタノール中毒で多くの人が命を落としました。
2月以降にメタノール中毒で5000人以上物人が病院に運ばれ、うち525人が死亡しました。
アスパルテームは、脳腫瘍など致命的な健康被害をもたらします。
人工的に作られた甘味料は、野菜や果物に含まれる成分と名前は同じでも、
体に入った後の作用は天然のものとは異なります。
果物のような自然の甘味を食べて、ぜひ正常な味覚と健康を取り戻してください。
●リン
リンは体に必要不可欠なミネラルの1つです。
体内のリンのうち85%は、マグネシウムやカルシウムと結合したリン酸塩(リン酸マグネシウム、リン酸カルシウム)として、歯や骨に存在しています。
そしてカリウムと結合したリン酸塩(リン酸カリウム)は、細胞内、血液、リンパ液に含まれています。
しかし、体の中のリンが過剰になると体に悪影響が出ます。
現代人はリンが過剰摂取になりやすいので、注意が必要です。
加工食品には幅広くリンが使われています。
「リン酸塩」のように表示されることもありますが、リンと表記されないところにも
リンは驚くほど多く使われています。
酸味料、着色料、pH調整剤、かんすい、乳化剤、強化剤、結着剤、加工でんぷんなど
加工食品の原材料表示でよく見るこれらの材料にもリンが含まれていますので、
ほぼ全ての加工食品にリンが使われていると言って良いでしょう。
本来リンは人体に必要なミネラルです。
昔のような手作りの食事をしていれば、体に入り過ぎる心配はありませんでした。
もし多めに摂ったとしても、腎臓で十分処理できる程度だったはずです。
リンを過剰に摂取し続けると、腎臓の濾過機能にダメージを与えます。
さらに加齢と共に腎機能が低下していくため、リンの排泄能力も下がっていきます。
食生活の乱れと加齢の2つの要因が重なると、尿や血液の中のリンが過剰になります。
すると動脈硬化、骨粗しょう症、認知症、脳卒中など様々な病気のリスクが高くなります。
血液中の余分なリンはカルシウムと結合し、リン酸カルシウムになります。
リンとカルシウムは骨の形成に欠かせないもので、骨や歯に存在していれば問題ないのですが、「
血液中に出現すると危険物質となって血液中を漂い、体中に炎症を引き起こします。
食品添加物に使用されるリンは体にとても吸収されやすく、長い期間摂り続けると
慢性腎臓病や動脈硬化の原因になります。
加工食品は身の周りに溢れていて、便利だという人もいるかもしれませんが、
様々な食品添加物が入っていて、それが体の代謝を乱してしまいます。
加工食品に使用されるリンは極力避けましょう。
カップ麺、インスタント食品、ラーメン、牛乳、肉類、ソーセージ、ベーコン、ハムなどの加工肉、
かまぼこ、ちくわ、魚肉ソーセージなどの水産加工食品、
スナック菓子、ファストフード、スーパーやコンビニで売られているお惣菜やお弁当など
まだまだ書ききれない程たくさんの加工食品が流通していて、これらにはリンがたくさん入っています。
毎日少しずつ体の中に入り、何年も何十年もかけて体にダメージを与え続けます。
こうして目先の便利は毒になるのです。
白砂糖、人工甘味料や食品添加物は人工につくられたものですので、
腸内細菌では悪玉菌が優勢になって、血液を汚します。
早めに止めるかどうかの判断と行動が健康の分かれ道です。
10年後、20年後はどんな生活をしていたいですか?
誰も病氣で苦しむ生活はしたくないはずです。
将来元氣で過ごすためにも、毎日食べる物に氣をつけましょう。
山本和佳