一般無料「夏の疲れを振り払う!」健康基礎講座

・意外な盲点

・今からでもリカバリーできる

・次の季節に備えるために

近年、日本の夏は雨が少なく、降る時はまとまって荒天になることも少なくありません。

6月辺りから氣温が30度くらいに上昇して、その後さらに暑さが増して
10月半ばくらいまで続くのが特徴的です。

以前はお盆も過ぎれば暑さが和らぎましたが、
まだまだ終わる氣配は無く、8月はまだ暑さの中盤という感じでしょうか。

体調に氣を配りながら過ごしたい時です。

●内臓の冷え

毎日暑さが氣になるところかもしれませんが、
実は内臓の冷えにも注意してほしい。

冷たいものを食べたり飲んだり、湯船に浸からずシャワーで済ませる、
冷房の効いた屋内で長時間過ごして体が冷えている人は
代謝が低下して疲れやすくなっているかもしれません。

暑さをしのぐ行動も度が過ぎたり誤っていると、体に良くありません。

以下は内臓の冷えを確かめるチェックリストです。

ご自身の体調や普段の過ごし方を確認してみましょう。

1.人と比べて汗をかきやすい

2.お腹を触ると冷たい

3.手足の先が冷たい

4.体がだるい、疲れやすい

5.風邪を引きやすい

6.運動不足

7.太りやすい

8.便秘や下痢になりやすい

いかがでしょうか。

上記の項目3つ以上に当てはまる人は内臓が冷えている可能性大です。

内臓から温めて、秋冬への体調管理に繋げられるよう
今から準備しておきましょう。

暑いと、シャワーで済ませる人も多いのではないでしょうか。

湯船に浸かると、副交感神経が優位になり自然とリラックスして
眠りに入りやすくなります。

体にかかる水圧が適度な刺激になって、血流を促進します。

このように湯船に浸かることで疲労回復、健康増進効果もありますので
毎日の習慣にすることをお勧めします。

●夏の疲れをリカバリーする

夏を快適に過ごせる氣候条件は温度が28度前後、湿度は60%くらいと言われています。

30年前なら夏でもそのような日はありましたが、
今の日本では、それよりもはるかに温度も湿度も高くなっていますので、
変化に合わせて体調を管理する必要があります。

先に述べましたように内臓を温めて代謝を良くするためには
食事の改善も大切です。

夏野菜は生で食べると美味しいですが、体の冷えが心配な人は
スープなどにして温めて食べるのもお勧めです。

さらにオメガ3脂肪酸が含まれる青魚を摂って、
活性酸素による細胞の老化から体を守りましょう。

イカにもオメガ3脂肪酸と、疲労回復効果の高いタウリンが多く含まれています。

また、ネギやしょうが、みょうがなどの薬味には
殺菌作用や抗酸化作用もありますので免疫力を上げ、夏風邪の予防効果もあります。

特有の辛味や香りが食事の味を引き立てますので食欲が進み、
夏の疲労感を和らげてくれます。

●ミトコンドリア

細胞内でエネルギーを産生しているミトコンドリアは、
健康のバロメーターのような存在です。

酸素やブドウ糖などからエネルギーを作り、体のあらゆる活動を支えていますが、
外的要因からダメージを受けやすい面も持っています。

化学物質、農薬、ストレス、運動不足、冷え症、不規則な生活、電磁波、紫外線など。

春から夏にかけては紫外線の影響も受けるため、
ミトコンドリアも疲れやすくなっています。

そうすると体の活動も鈍くなり、心配なのが腸の冷えです。

腸が冷えると全身に悪影響が広がってしまいます。

・営養の吸収率が下がる
・免疫力の低下
・代謝が悪くなるためデトックスが出来ない

他にも腸内環境が乱れて肌荒れになったり、
心の安定に関わるセロトニンの分泌も減ってしまいます。

朝に食欲が無いのも腸内環境が乱れているサインです。

睡眠時間を挟んで前の食事から時間が十分に空いているため、
本来は朝にお腹が空くはずです。

朝御飯を食べない人の多くは朝は食欲が出ないと言いますが、
夜遅くに食べていたり、ストレスや不規則な生活で自律神経が乱れたり、
夏バテで胃腸が弱るなどの原因が考えられます。

また、朝御飯を食べないと昼御飯を食べた後の血糖値の上昇幅が大きくなり、
しかもそれが長時間続きます。

通常なら食後2時間以内に血糖値は元に戻っていますが、
2時間を過ぎても高血糖が続いている状態を食後高血糖といいます。

それが習慣になってしまうと、動脈硬化や糖尿病のリスクが高くなります。

朝御飯を食べなくても、昼に食べればいいという訳にはいかない理由が
お分かりいただけたと思います。

朝は腸が最も活発に働く時間です。

毎朝の営養ある朝御飯は生活習慣の予防にもなりますので、
朝御飯を食べていない人は、まずは味噌汁一杯からでも始めてみてください。

●食べ過ぎに注意するもの

先程も少し触れましたが、冷たい飲み物や麺類は摂り過ぎに注意したいところです。

特にアイスクリームや清涼飲料水は砂糖や食品添加物だらけなので、
摂らないに越したことはありません。

暑くなるほど、これらを衝動的に食べる人も多いかと思います。

瞬間的に冷たさを感じると、暑さがまぎれる感じがするかもしれません。

しかし胃腸に負担をかけて腸内環境を乱してしまうので、
夏風邪を引くリスクも高くなります。

では、本当の意味で暑さ対策に食べると良いものは何かというと、
野菜や発酵食品などです。

夏野菜を中心に食べることで、暑さの疲労回復を促します。

玄米や味噌など発酵食品は一年を通して健康の土台となりますので、
一緒に食べて免疫力を高く維持しましょう。

体の中を労わる事が出来るのは、自然から採れた食材です。

また、汗と一緒にミネラルが出て行ってしまいますので、塩の摂取も大切です。

夏野菜やおやつに食べるスイカやとうもろこしも
塩と一緒に食べれば美味しさが何倍もアップします。

食が乱れて加工食品を食べている人は、味覚などから刺激を受けて満足感を得ています。

暑い時はそれをアイスや清涼飲料水などに求めているのだと思います。

しかし喉元を過ぎて体に入れば、体にストレスをかけてしまいますし、
もっと食べたいという渇望感が精神を不安定にします。

食べたものが体の中でどのように変化しているのかも含めて、
毎日食べるものを選択しましょう。

暑さが落ち着いて秋が訪れるまでの間は、
ゲリラ豪雨や台風に見舞われる可能性も十分あります。

氣圧の変化も大きい時なので、体調には氣をつけましょう。

そして長い夏が終わると、今度は急に氣温が下がります。

免疫力が低いと、寒暖差で体調を崩しやすいので
暑さが引いてからではなく、今のうちから体調を整えておきましょう。

日本では四季が移り変わり、その季節に合った食材が採れます。

食べ物の力も借りながら、氣候に対応する体を作りましょう。

山本和佳