玄米に含まれる主な成分と特徴

「玄米は栄養の宝庫である。」
とよく言われていますが、栄養といっても人が生命活動を行うためにはその種類は様々あります。
今回は、その栄養素が体に対しどんな働きをしているのかをお伝えします…

(*以下は、玄米に含まれている栄養素の一部です)

【ビタミンB1】
ビタミンB1は炭水化物(糖質)の代謝と関係が深く、消化吸収を助けるので、主食として炭水化物を多くとる日本人には特に大切なビタミンです。

不足すると、脚気、眠く疲れやすい、胃腸が弱る、便秘、不眠症、神経質などの症状があらわれます。
白米・白パン・うどん・砂糖・いも類を沢山食べる日本人は不足しやすい。

【ビタミンB2】
成長を促進。不足すると、口角炎、舌炎、白内障などの症状があらわれます。
ビタミンB1と共にあるのでビタミンB1をとっていれば心配ない。

【ビタミンB6】
脳細胞の賦活作用を助けるので頭の働きには大切。
不足すると筋肉緊張低下、アレルギーじんましん、しもやけなどの症状があらわれます。

【ビタミンB12】
貧血防止ビタミン。腸が丈夫な人は腸がつくる。

【ビタミンE】
若返りと妊娠・出産に関係するビタミン。
ビタミンAを守り、脂肪の酸化防止に役立つ、酸化すると血液が汚れ肝臓が疲れ、皮膚が黒くなる。

【各種ミネラル類】
骨や歯をつくる。
血液や体液の中にあって中性に保ったり、神経の作用に関係している。

【ガンマーオリザノール】
毒物を出したり、脳神経、細胞、内臓機能を活性化させる。

【イノシトール】
毒物、老廃物を出したり、肝機能の働きを強める。

【フイチン酸】
農薬や公害物質と結合して体外に出す働きがある。

ここに書かれているのは玄米(ぬか)に含まれている栄養素の一部です。

これだけでも、玄米の栄養素がどれほど体の役に立っているかわかります。

また、広島の原爆症を玄米食で乗切った人の話は有名ですが、玄米にはそんな汚染物質をも体外に出す働きがあるようです。

HIROKOの広場より(一部引用)
http://www.local.co.jp/hiroko/genmai.html

こうした栄養のほとんどが糠(ぬか)の部分に存在しています。

そのため、栄養の宝庫である糠を取ってしまった白米には、玄米に比べほとんど栄養が含まれていないことになります。

どうして、そんなもったいないことをしてしまい、そしてそれが日常当たり前のことのように存在するようになってしまったのでしょうか。

玄米から白米に切り替わった謎に迫りたいと思います。

(つづく)

川野 ゆき